Material notes· 01

How to choose.

和紙(日本の伝統的な紙)は、塗料の段差が目立たない薄さ、浮き上がることなく曲面に馴染む柔軟性、そしてシャープなラインを引き出せる強度のすべてを兼ね備えた稀有なマスキング基材です。そのため、パネル全体のマスキングよりも、ツートンカラーの塗り分けやトリム細部の仕上げにおいて、補修塗装の現場で選ばれています。

繊細なライン出しが最大の特長です

テープの縁が薄いほど、塗装ラインはより鮮明になります。和紙の低厚み特性により、後工程での研磨がほとんど不要なほど精密な塗り分けが可能です。また、追従性に優れた基材は、硬いフィルムテープではブリッジが生じて塗料が染み込んでしまうようなボディの曲線、モール、ミラーハウジングにも密着します。当社のラインナップにあるパープルおよびブルーのシャープライングレードは、まさにこの用途に特化して設計されています。

耐熱温度域の確認

和紙テープは補修用製品です。自動車補修の焼付温度(通常60–80°C、最大120°Cまで)には適していますが、200°Cの粉体塗装オーブンには対応していません。工業用オーブンマスキングにはPETまたはポリイミドフィルムを使用し、和紙テープは塗装工程用として使い分けてください。

和紙テープシリーズの選定

汎用和紙テープは日常的な補修マスキングをカバーし、シャープライングレードは強度をわずかに抑えることで極限まで薄い見切り線を実現します。幅広タイプはパネル開口部でのマスキングフィルムの固定に適しています。塗料システムと焼付条件をお知らせいただければ、最適なグレードを選定いたします。